15分・編集NGの【演劇×動画】を競う 「第6回クォータースターコンテスト(略称:QSC)」の審査員が鴻上尚史氏、行定 勲氏・福原充則氏・桑原裕子氏に決定しました。
株式会社ヴィレッヂが開催しているQSCは、2012年から始まり今年で6回目を迎えます。
WEB上に投稿された【演劇×動画】を競う同コンテストは、 これまで5大会開催され、400本以上の作品が投稿されました。
各審査員から、参加者へ向けたメッセージが到着!
写真左から鴻上尚史氏・行定 勲氏・福原充則氏・桑原裕子氏
★鴻上尚史(作家・演出家)[6年連続 6度目の審査員]
面白いものを創ろうとすればするほど、「映像と演劇の違いは何だ?」という、根本にぶつかるでしょう。
その難問に対して、パワーでぶつかったり、うりゃあ!と投げとばしたり、軽やかに笑い倒したり、一点突破したり、はしゃぎまくったり、誠実に向き合ったりした作品を待っています。
★行定 勲(映画監督)[4年連続 4度目の審査員]
クォータースターコンテスト、今年で4回目の審査員です。回を重ねるごとに上がっていくクォリティーの高さに感心させられています。混迷の社会を反映させた作品でもよし、いつの時代にも通じる普遍的な作品でもよし。とにかく独創的な15分を楽しみにしています!
★福原充則(脚本・演出家)[審査員を務めて頂くのは今回が初めて]
12年前、稽古場に早く着いてしまい、近くの羽根木公園で時間を潰している時にふと泣いた。「この公演もきっと誰にも見てもらえねぇな」って。当時の動員は800人くらい。だから〝誰にも〟ってことはなかったんだけど、そんな気分でした。...応募してもらえれば、俺、見ますよ。必死で。必死でさ
★桑原裕子(俳優・脚本・演出家)[審査員を務めて頂くのは今回が初めて]
初めて審査させていただくので、予習のために過去の応募作をいくつか拝見しました。いやはや!面白くてたまげました。演劇は劇場という「ハコ」が決まっているなかでどれだけ世界を拡げられるかがキモですが、1カット編集なしの動画はもしかすればさらに狭いハコ。そこからどんな飛び出した世界を見せていただけるか、今からとても楽しみです。
《第6回クォータースターコンテスト》の概要
募集期間:2017年8月1日(火)~10月31日(火)
ノミネート作品発表:11月24日(金)
結果発表&授賞式:12月9日(土)
■主なルール
1)12分0秒以上、15分0秒以下の演劇動画を作ること。
2)1台のカメラで収録、映像編集は禁止
※BGMはオリジナル、もしくは適切に権利処理した楽曲に限る。
※脚本はオリジナル、もしくは適切に権利処理したものに限る。
ルールの詳細はQSC公式サイトをご参照ください。
参加方法:撮影した動画を自身のYoutubeアカウントでアップロードし、動画URLと必要事項をサイトのフォームから送信してください。
参加費:無料
賞:【グランプリ(賞金30万円)】【優秀作品賞(賞金3万円)】
その他賞:げきぴあ賞・彩高堂賞・観劇三昧賞・BITE賞・イーオシバイ賞・浅草九劇賞・ナビロフト賞・Next賞
演劇業界人レビュー:相内惟史(大阪府)in→dependent theatre 劇場プロデューサー/今井浩一(長野県)Nagano Art+ 編集長/小熊ヒデジ(愛知県)名古屋演劇教室代表/小菅隼人(東京都)日本演劇学会副会/佐々木雅子(北海道)さっぽろ天神山アートスタジオコーディネーター/豊岡舞(福岡県)NPO法人FPAP(エフパップ)コーディネーター/成島洋子(静岡県)SPAC - 静岡県舞台芸術センター 芸術局長/横山千晶(神奈川県)慶應義塾大学教授
動画作品の権利:動画作成者に帰属
運営:演劇動画ニュースサイト・エントレ
主催:株式会社ヴィレッヂ
QSC公式サイト http://entre-news.jp/qsc
過去大会結果まとめ http://entre-news.jp/qsc/result-all